2004年2月例会
今月の堀田先生の話
  撮影地の選び方は、「景色」を構成する「光」と「風(波、雲を含む)が条件になる。
 撮りたい写真、自分はなんで撮るだろうか。人に訴える、訴求力のある写真を皆さんが撮れるように、私は皆さんの背中を押す役割をしている。
  作品の狙いは、思い入れが伝わるか、目をひくかなと反問してください。そして、ナンバーワンではなく、オンリーワンつまり自分だけにしか出来ないものをねらってください。
<氷の造形>
作者の話
 クラブの15人で西湖の近く「野鳥の森」に撮影会に行きました。氷の冷たさを表現するため、ディジタルカメラのホワイトバランスを3300度ケルビン(電球)にセットして撮影した
先生の話
 銀塩フィルムにも「デーライト(昼光)」タイプと「タングステン(電球)」タイプがある。「タングステン」タイプでは電球の下では綺麗に撮れるが、太陽光の下では青味がかって撮影される。作者はそれがわかっていてホワイトバランスを電球にセットしたのですね。
 上の写真がブルー濃淡がよく出ていていいです。私は下の写真より上がよいと思いますが作者はどう考えますか。(注:WEB上の色とプリントした色合いは異なります。)
<氷の造形2>
           <漁港の朝>                 <先生指示によりトリミングした作品>
作者の話
 大晦日、元日を迎える準備の整った漁港の朝を撮影した。太陽の上に太陽の影が映っているが、どんな気象状況でなったのかわからない。
先生の話
 太陽を大きくトリミングするとよくなる。
inserted by FC2 system