4月例会
堀田先生の今月の話
●写真とは「思い込んだこと」を封じ込めることである。デジタルは銀塩写真の暗室作業と同じで、明室で自分の思いを実現することが出来る。ラボは”綺麗さ”を追求するが綺麗さは評価に値しない。

●自分の思いを持ち続けていると、自分の思いに近づくことができ、おもいもよらぬ写真が出来上がる。

●見せる三つの要素
 @形(フォーム)、A描写(形体や感情の客観的表現)B光(色相ではない)

作品1「青春の鼓動」
<作者の話>
茅ヶ崎の大岡際が行われる浄見寺の篝火太鼓をISO感度1600で撮影。ばちに色が付いておりスローシャッター1/8に綺麗に出た。
<先生の話>
ISO1600でノイズが出ませんね。バチの動きがリズミカルですね。太鼓の部分は要りません。
作品2「撮る人、見る人」
<作者の話>
ペアが揃ってケイタイで写真を撮っている人を後ろでのぞいているのが面白い。4人の間の鉄柱が邪魔している。
<先生の話>
面白い写真ですね。鉄柱が絵柄の2分していると言うより、左の一人をカットするとよい。
作品3「桜散る」
<作者の話>
北の丸公園田安門の桜。風が強く水面に花びらが散ったところを撮影。もう少し遅い時間だと西日があたり水面が黄金に輝くようだ。
<先生の話>
ピンクと緑は補色の関係で不似合いになるが、この作品はその緑をうまく取り入れて成功している。もう少しグルーンがすくなくてもいい。ルノアールは淡いピンクに補色の緑を上手に取り入れている。
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