8月例会 |
「水面」 高原の小さな池にまっすぐ伸びる草と樹木が水面に映っているのが整然として綺麗であった。画像処理ソフトで水面を明るくして空の青を鮮明にした。 <堀田先生> ディジタルの処理が大変でしたね。下の緑のトリミングしたほうがいい。 |
「雲間」 宝剣岳の朝、雲間にアルプスが垣間見える。 <堀田先生> 同じようなテクスチャーが続く雲の部分は必要ない。印画紙の大きさにこだわらなくてもいい。 (下:トリミングしたもの) |
VV |
「緑の宝剣岳」 初夏の緑の宝剣岳を縦位置で撮影。緑色は難しくなかなか出せなかったがいい色に出すことができた。 <堀田先生> 作者がいい緑が表現できたと言っているので、そのとおりなので何も言うことない。 |
KK |
今月の先生の話(堀田先生) 〇 <写真は閃きだ> 撮影にいくときは、事前にこんな場面の写真を撮ろうとイメージしていくと、イメージどおりの場面がないときはがっかりする。 写真は出会いであるから、出会ったときのひらめきが大切である。その閃きで写真をものにするには、知的な経験の積み重ねが大事である。 〇 <選んだ構図>と<作り込んだ構図> シャッターを押したときの構図は「選んだ構図」である。思い通りに「作りこむ構図」作業がトリミングである。 〇 <フロントリング:正面性> 対象を正面から捉えると几帳面な構図で、印象の強い造形となる。多少斜の構図にすると良い。 力強い造形にするには正面からねらう。 〇 <うまい>と<いいなー> うまい写真といいなーと思う写真は違う。 〇 <視線を誘導する構図> はじめに目に入った部分から画面全体を見るように視線を誘導する構図がいい。視線を誘導するものには、明るさや力強い暗部、造形などである。 〇 <主張の強い作画> こんな写真を撮ったのですが「どうでしょうか」と自己主張のない写真もあれば、こんな具合に見てくださいと自己主張する作画も必要ではないでしょうか。 |