小江戸 栃木
 全国に小京都と呼ばれる町があるが、関東地方に江戸の文化、生活を支えた町がある。主に江戸に通ずる河川を利用し江戸の商業を支えてきた町である。埼玉県の小江戸と呼ばれる川越、千葉県の佐原、そして栃木県の栃木である。
 UEKIツーリストの案内で三つの小江戸を3年ががりで訪れた。
2004年1月18日撮影 Canon EOS10D
江戸に通ずる河、巴波川(うずまがわ)。湧き水が渦を巻くように涌いていたのでこの名前がつけられた。
水深は浅い。川を上るときは川の両側の「綱手道」を人が船を引く。
川沿いに並ぶ蔵、現在でも340の蔵がある。
小さな船に荷物を載せ、江戸に向かうにしたがって大きな船に積み替えて、40里160kmの道のりを3日3晩かけて荷物を積み出した。
横山郷土館、明治33年共立銀行を併設した麻問屋
横山郷土館の石造りの蔵
横山郷土館のゲストルーム、大正7年に建てられたハーフティンバー洋館
明治から味噌を作っている「油伝味噌」
自家製の味噌味のサトイモ、こんにゃく、豆腐の田楽がうまい
中庭に「水琴窟」がある。この界隈には11の「水琴窟」がある。
NPO法人日本水琴窟フォーラムの秋間さんお宅にも水琴窟がある。
近龍寺、小説「路傍の石」の作者山本有三の墓があり、栃木最初の師範学校を開設
近龍寺の地蔵さん
蔵とレンガ造りの建物が並ぶ駅前大通
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