千畳敷カール
 
  2万年も前の氷河期に、氷で削られたカール地形。その中でも日本を代表する千畳敷カール、ロープウェイで950mを昇ると日本最高地駅ともなっている。
 7月、短い夏を楽しむかのように、一斉に花たちが開花を競い合います。千畳敷カールの底に咲く花コバイケイソウをご存じでしょうか。毎年咲くと地中の養分をかなり摂取してしまうので、数年に一度しか咲かないという大変めずらしい花です。群生して咲くさまは、まるで、カール全体が白い絨毯で覆われたようです。残念ながら訪れたときは観られませんでした。
 ロープウェイを降りて1時間も登ると2931mの宝剣岳。3千m級の山。
 今回は、宝剣岳の山荘に泊まって、木曽駒が岳(2956m)に登る。台風の影響で空は刻々と変化する、木曽駒は霧の中であった。気温は低く下界の暑さをひと時忘れることが出来た。

 

撮影 オリンパス 8080    2004年8月5日
ロープウェイ山頂駅から宝剣岳を望む
千畳敷カール
八丁目付近から宝剣岳を望む
ロープウェイ山頂駅
えさを求めてカールにやってきた猿の親子
猛毒トリカブトの花
咲き終えたチングルマ
むかごとらのお
コマクサ
 宝剣岳からの朝焼け
宝剣岳からの朝焼け
ご来光
朝光に照らされた山々
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